2024年11月18日
寮生活を始める際、多くの人が「何を持っていけばいいのだろう?」と悩むのではないでしょうか。
寮の環境やルールは様々ですが、必要なものをしっかり準備することで快適な生活をスタートすることができます。
本記事では、寮生活に必要な持ち物や備え付け家具の特徴について詳しく解説します。
また寮生活経験者の体験談を交えて、具体的なイメージが湧くようにお伝えしていきます。
是非、最後までご覧ください!
寮生活は一般的な一人暮らしと異なり、共有スペースや決められたルールの中で生活するのが特徴です。
そのため最低限の生活必需品に加えて、寮のルールや環境に応じた持ち物を準備することが求められます。
特に共有スペースを活用する寮では、自分専用の物と共有物をしっかり区別するための工夫も必要です。
例えば、寮によっては家具や家電が備え付けられていることが多いですが、自分に合った寝具やキッチン用品など補足が必要な場合もあります。
また個人の快適さを向上させるために、音楽プレーヤーや折りたたみテーブルのような便利アイテムを揃えるのもおすすめです。
寮といってもその形態は多岐にわたります。
個室の寮と相部屋の寮では必要な持ち物や備え付けの家具が異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。
個室タイプの寮は自分だけの空間が確保されているため、プライバシーが保たれるのが大きなメリットです。
多くの場合、以下のような備え付け家具が用意されています。
・ベッド(または布団スペース)
・机と椅子
・クローゼットや収納スペース
・照明器具
また、個室にはエアコンが設置されている場合が多いですが、冷蔵庫や洗濯機は共有スペースに設置されていることもあります。
個室タイプでは自分の空間を整えるため、カーテンや収納ボックスなどインテリアを充実させるアイテムが重宝されます。
相部屋の寮では、同居人との共同生活が基本となります。
共有スペースが多いため、以下のような設備が用意されています。
・ベッドまたは二段ベッド(スペースの都合上二段ベッドが多い)
・各人用の収納ボックスやラック
・仕切り用のカーテンやパーテーション
相部屋では自分の物が他の人の物と混ざらないよう、名前を付ける工夫や持ち運びしやすい収納アイテムが役立ちます。
また音や光を気にせず過ごせるよう、耳栓やアイマスクなどのアイテムを準備する人も少なくありません。
一部の寮では、充実した共用設備が魅力です。
例えば、リゾートバイト用の寮や企業の高級寮では以下のような施設が用意されていることがあります。
・キッチンやダイニングスペース
・大浴場またはシャワールーム
・ランドリールーム(洗濯機・乾燥機)
・ラウンジや共有リビングスペース
これらの設備が整っている場合は個人で揃える持ち物が少なくて済むため、事前にどの程度の設備が利用できるかを確認しておくことが重要です。
寮生活を快適にスタートさせるには、必要な物をしっかり揃えることが大切です。
ここでは、具体的で網羅的な持ち物リストを作成しました。
このリストを参考に、必需品を買い揃えると簡単に準備できますよ!
まずは毎日の生活に欠かせない衣類や寝具から揃えていきましょう。
寮の環境によっては季節ごとの対策が必要です。
衣類
・日常着(春・秋用、夏用、冬用)
・部屋着 / パジャマ(動きやすい素材のものがベスト)
・下着や靴下(余分に数日分)
・防寒着(コート、マフラー、手袋)
・雨具(折りたたみ傘、レインコート)
・寝具
・シングルサイズの布団セット(布団・枕・カバー類)
・ベッドパッドまたはマットレスカバー(備え付けベッドの場合)
・毛布や薄手のブランケット(季節に応じて)
・圧縮袋(季節外の寝具を収納するのに便利)
寮によってはベッドが備え付けられている場合もあります。
社員寮のベッド環境については、こちらのコラムも参考にしてください!
https://www.life-job.jp/blog/28
寮では限られたスペースを有効活用する工夫が求められます。
収納用品
・折りたたみ式収納ボックス
・衣装ケース(クローゼットに収まるサイズのもの)
・ハンガー(洗濯用と収納用で異なるサイズや素材のもの)
・突っ張り棒(収納スペースを増やす工夫に)
・掃除用品
・クイックルワイパーやウェットシート
・消臭スプレー(部屋用と布用)
・ゴミ袋(自治体指定のもの)
・小型のゴミ箱(部屋用と洗面所用)
・洗濯用品
・洗濯カゴまたはランドリーバッグ
・洗濯ネット(衣類の保護に)
・洗濯洗剤と柔軟剤
・物干しハンガーやピンチハンガー
・室内物干し(雨の日用)
キッチン設備の有無に応じて選びましょう。
寮に共用のキッチンがある場合、最低限の調理器具を揃えると便利です。
食器類
・マグカップ、湯のみ
・お皿(大・小)、ボウル
・箸、フォーク、スプーン
・調理器具(必要に応じて)
・電気ケトル
・小型フライパンまたは鍋
・包丁とまな板
・保存容器(作り置きや余った料理用)
・キッチンタイマー(簡単な料理用)
・食材・調味料(初期準備)
・塩、砂糖、醤油、酢
・即席食品(インスタントラーメン、スープ、缶詰)
・お米(共用炊飯器がある場合)
共有の洗面所や浴場を利用する場合、自分専用のグッズを用意することが基本です。
洗面用品
・歯ブラシ、歯磨き粉
・洗顔フォーム、クレンジングオイル
・髪をまとめるゴムやヘアブラシ
・バス用品
・シャンプー、リンス、ボディソープ(小さめボトルが便利)
・ボディタオルやスポンジ
・バスタオル、フェイスタオル(複数枚)
・スリッパ(共有のシャワールーム用)
・バスケット(洗面所で使うアイテムをまとめるため)
寮によっては、電化製品を自分で準備する必要がある場合もあります。
家電製品
・卓上ライト(勉強や作業用)
・スマートフォン充電器(予備も用意)
・延長コード(コンセントの場所が限られている場合)
・扇風機または加湿器(季節ごとに必要に応じて)
その他便利なもの
・目覚まし時計(スマホ以外にも用意)
・スマートフォンスタンドやホルダー
・耳栓、アイマスク(相部屋対策)
・常備薬(風邪薬、頭痛薬、絆創膏など)
最後に、寮の環境に応じたアイテムも忘れずに準備しましょう。
防音対策グッズ
・防音マット(床の衝撃音を抑えるため)
・窓用断熱シート(防寒と防音を兼ねる)
・共有スペース用アイテム
・ネームラベル(調理器具や食材用)
・共有物の収納用ケース(自分の物と区別するため)
このリストを参考にしながら、寮の設備やルールを確認して必要なものを揃えましょう。
持ち物をきちんと準備することで、引っ越し後の生活がスムーズになります。
買い物の際は、リストをチェックリストとして活用するのがおすすめです!
寮生活を始める際に、備え付け家具がどの程度揃っているかを事前に確認することは非常に重要です。
寮の種類や運営会社によって、設備の充実度には大きな差があります。
ここでは、一般的な寮の備え付け家具を詳細に説明し、それぞれの特徴や利用時の注意点についても触れていきます。
・ベッドの種類
シングルサイズが一般的ですが、簡易ベッドや折りたたみベッドの場合もあります。
フレームのみの場合、マットレスを持参する必要があることも。
・寝具の有無
布団セット(敷布団、掛け布団、枕)が備え付けられている場合もありますが、清潔さや快適さを考慮し自分用の寝具を用意する人も多いです。
・注意点:
事前にベッドのサイズや寝具の状態を確認しておくことが重要。
ベッドパッドやシーツを自分で準備するのがおすすめです。
・備え付けの有無
ほとんどの個室寮には小型のテーブルまたはデスクが設置されています。
学生寮や社員寮では、勉強や仕事用のデスクと椅子が揃っていることが多いです。
・サイズと種類
小型の折りたたみ式テーブルから、パソコンが置けるしっかりしたワークデスクまでさまざまです。
・注意点
作業スペースとして使いたい場合は、デスクライトやチェアクッションを追加すると快適になります。
・クローゼットやワードローブ
衣類を収納できるスペースが備え付けられている場合がほとんど。
スペースが限られているため、収納ケースや吊り下げ型の仕切りを活用すると便利です。
・棚やキャビネット
本や小物を収納するための小型の棚が設置されていることがあります。
寮によっては収納スペースが少ないため、収納ボックスの追加が必要になる場合も。
・注意点
クローゼット内のハンガーの有無を確認し、必要なら追加で持参しましょう。
・設置状況
デスク用の椅子が付属していることが多いですが、簡素なスツールや折りたたみ椅子の場合もあります。
長時間座る場合は、クッションや座布団を用意するのがおすすめです。
・注意点
座り心地が良くない場合は、低価格のオフィスチェアを購入する人もいます。
・備え付けのタイプ
天井照明が基本的に設置されています。
蛍光灯やLEDライトなどのシンプルなものが多く、明るさを調節できない場合もあります。
・追加の必要性
勉強や作業をする場合、手元を照らす卓上ライトがあると便利です。
・注意点
照明が暗い場合、自分で別のライトを用意する必要があります。
・エアコンやヒーター
現代の寮では、冷暖房設備が備わっていることがほとんどです。
ただし、古い寮では設置されていない場合もあるため要確認。
・冷蔵庫
一部の個室寮では小型冷蔵庫が付属している場合があります。
相部屋や共同スペースがある寮では、共用の冷蔵庫を利用することが多いです。
・電子レンジや炊飯器
キッチン付き寮や共用スペースのある寮に設置されていることがあります。
・注意点
自室に冷蔵庫がない場合は、小型冷蔵庫を持ち込む許可があるか確認しておきましょう。
・設置状況
窓にはカーテンまたはブラインドが設置されています。
ただし、遮光性が低い場合や古い場合もあるため、日中の明るさやプライバシーが気になる場合は追加で遮光カーテンを購入すると良いでしょう。
・注意点
サイズが合わない場合があるので、窓の寸法を確認しておくと安心です。
寮生活に必要な持ち物を揃えるのは大切ですが、実際に生活を始めてみると気づくことも多々あります。
ここでは、実際に寮生活を経験した2名のエピソードをご紹介します。
Aさん(20代女性)
初めて寮に入居した時、正直、持ち物の準備が足りなかったんです。
特に困ったのが洗濯関連。
寮の洗濯機は共有で、洗剤を持参しないといけないことを知らず、近所のコンビニで割高な洗剤を急遽買う羽目になりました。
さらに洗濯物を干す場所が狭かったので、折りたたみ式の物干しスタンドを後から購入しました。
今思えば、事前に備え付け設備を確認しておけば、もっとスムーズに始められたのにと思います。
Bさん(30代男性)
私は最初、寮の狭さが気になって、部屋でどうやって快適に過ごそうか悩みました。
でも、ネットで調べて折りたたみ式の小型テーブルを購入したことで、一気に生活が楽になりました。
仕事が終わった後はそのテーブルを使って夕食を食べたり、簡単な作業をしたり。
狭い部屋でも家具の工夫次第で快適に過ごせることを実感しましたね。
寮生活に必要なものを準備する際には、事前の情報収集と工夫がカギとなります。
寮の設備やルールをよく理解した上、自分に合った持ち物を揃えることで快適な新生活をスタートできるでしょう。
また、生活を始めてから必要だと気づくものもあるため、柔軟な対応力も大切です。
これから寮生活を始める方は、ぜひ本記事を参考に準備を進めてください。
快適な寮生活を送れるよう願っています!
佐保 健太郎
「住み込み」に特化した求人サイトのライフジョブを運営。 リゾートバイトや出稼ぎ求人、寮付きの求人をご紹介しています。 学生時代からリゾートバイトや期間工の仕事を複数経験。 出身は兵庫県、特技はお菓子作り。