【リゾートバイトは危ない!】危険な事例と応募前に知るべき10選

2024年12月29日

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リゾートバイトは非日常的な環境で働きながら、リゾート地ならではの魅力を楽しめるため、特に若い世代に人気があります。

しかし、その一方で「危ない」と感じる事例も多々報告されています。

本記事ではリゾートバイトで発生し得る危険な事例を紹介し、応募前に知っておくべきポイントを解説します。

リゾートバイトとは?

リゾートバイトとは、リゾート地にあるホテルや旅館、レジャー施設、飲食店などで短期または長期的に働くアルバイトのことを指します。

一般的に住み込みのスタイルが多く、仕事と住居がセットになっているのが特徴です。

仕事内容は、接客業務や調理補助、清掃、イベント運営など多岐にわたります。

また、リゾート地の魅力を楽しみながら働けるため、旅行気分を味わえるという点が多くの人に支持されています。

ただし、その一方でリゾートバイトならではの課題やリスクも存在します。

応募前までに知っておくべき10のポイント

① 過酷な労働環境

リゾートバイトの求人には「楽しい」「自由」といったイメージが強調されがちですが、実際には過酷な労働環境が待ち受けていることがあります。

特に繁忙期には、連日の長時間労働や休憩時間の短縮が常態化する場合もあります。

慣れない環境での激務は、心身に大きな負担をかけるでしょう。

また、労働時間が長すぎることで睡眠不足が続き、集中力の低下やケガのリスクも高まります。

さらに働く環境によっては職場全体が忙しすぎて、サポートを受けられない場合もあります。

② 寮のトラブル

住み込みの寮生活では、同僚や先輩との人間関係がトラブルになることがあります。

例えば、プライバシーがほとんどない共同生活や、生活リズムの違いによるストレスが原因です。

また、建物の老朽化や設備の不備が問題になることもあります。

加えて、共同生活では共有スペースの利用ルールをめぐって意見が衝突することも少なくありません。

さらに、寮費が高額でありながら環境が悪い場合には、生活そのものが負担になることもあります。

③ 給与や待遇の不一致

求人情報に記載されていた条件と、実際の給与や待遇が異なるケースも少なくありません。

特に、残業代や休日出勤手当が正当に支払われないなどの問題が挙げられます。

こうした不一致は、契約書の内容を曖昧にしたまま働き始めることで起こることが多いです。

給与が遅延するケースも報告されており、金銭的なストレスが大きくなる可能性があります。

最悪の場合、退職後に給与が未払いになることもあり、法的なトラブルに発展することもあります。

④ ハラスメントのリスク

リゾートバイトでは、アルバイトと正社員、またはお客様との間でのハラスメントが問題になることがあります。

特に、若い女性が多い現場ではセクハラのリスクも高まります。

パワハラやモラハラも深刻で、日常的に叱責されたり侮辱的な言葉を受ける場合もあります。

こうした環境が続くと精神的なダメージが蓄積し、仕事を続けることが困難になることもあります。

被害を受けても相談先がない場合、孤立感が増し状況がさらに悪化することがあります。

⑤ 体調を崩しやすい環境

慣れない土地や食生活や急激な環境の変化によって、体調を崩す人も多いです。

医療機関が近くにないリゾート地では、簡単に医療を受けられない場合もあります。

特に、アレルギーや持病を持つ人にとってはリスクが高まるでしょう。

また、リゾート地特有の気候や高い湿度に適応できず体調を崩すケースもあります。

さらに、食事が寮の提供に依存している場合、栄養バランスの偏りが原因で健康を害する可能性もあります。

⑥ 金銭的なトラブル

給与の未払いだけでなく、交通費が支給されない、急な出費を強いられるなどの金銭トラブルも報告されています。

応募時には、契約内容をしっかり確認することが重要です。

また、退職時に精算がされない、または想定以上の控除が行われることもあります。

さらに、金銭トラブルが発生した際に相談できる窓口がない場合、解決が遅れる可能性があります。

このような問題を防ぐために、契約書や給与明細を保管しておくことが重要です。

⑦ 安全性の低い職場

リゾート地での作業は特殊な環境が多く、慣れていない人にとっては危険な場合があります。

例えば、高所作業や滑りやすい環境での業務など、安全性が確保されていないケースもあります。

また、適切な安全装備が提供されないこともあり、事故のリスクが高まります。

新人研修が不十分な職場では、基本的な安全ルールすら教えてもらえないこともあります。

万が一事故が発生した場合、補償やサポートが受けられないケースもあります。

⑧ 孤独感や精神的なストレス

住み込みで働くことで、家族や友人と離れることになります。

このため、孤独感や精神的なストレスを感じることがあります。

また、過酷な労働環境と相まって精神的な負担が増すことも。

新しい環境での孤独感は、仕事のモチベーション低下につながることがあります。

さらに、同僚と良好な関係を築けない場合、ますます孤立感が深まる可能性があります。

適切なサポート体制が整っていない職場では、この問題が特に顕著になります。

⑨ 法律違反のリスク

リゾートバイトの中には、労働基準法を守らないブラック企業が存在することもあります。

特に未成年者の場合、法的に許されない業務を命じられるリスクがあります。

また、残業時間の上限を超えた働き方を強いられるケースも報告されています。

契約書が整備されていない職場では、働く条件が口頭のみで伝えられることが多くトラブルに発展しやすいです。

こうした状況を回避するためには、事前に信頼できる情報を収集することが重要です。

⑩ 応募詐欺

リゾートバイトを装った詐欺求人に注意が必要です。

応募者から個人情報を詐取したり、不正な金銭を要求するケースも報告されています。

信用できる求人サイトを利用することが重要です。

また、応募前に企業や施設の評判を徹底的に調査することが推奨されます。

さらに事前に契約内容を確認し、不審な点があればすぐに質問する姿勢が求められます。

詐欺に巻き込まれないためには、十分な警戒心を持つことが大切です。

体験談:リゾートバイトで直面した危険

体験談①:体調を崩して退職する羽目に…

友人に誘われて、北海道のスキー場でリゾートバイトを始めました。

求人には『自由で楽しい職場』と書かれていましたが、実際は違いました。

長時間のシフトに加え、休憩もろくに取れず、終わったら雪かきまで頼まれる始末。

しかも、寮は古い建物で暖房が壊れており、極寒の中で寝袋を使って寝ていました。

結局、体調を崩して途中で辞めざるを得ませんでした。
(佐藤さん・30代男性)

体験談②:理不尽な理由で叱責された

沖縄のリゾートホテルで働いた時のことです。

最初は楽しいと思っていましたが、上司の圧がすごくて、いつも怒鳴られていました。

特にお客様のクレーム対応が一番きつかったです。

ある日、理不尽な理由で叱責され、泣きながら部屋に戻ったこともありました。

友人に相談することでなんとか乗り越えましたが、精神的にかなり辛い経験でした。
(高橋さん・10代男性)

まとめ:リスクを理解した上で応募しましょう

リゾートバイトは魅力的な面も多いですが、実際には危険な事例が存在することを理解する必要があります。

応募する際には、求人情報だけでなく口コミや評判、契約内容をしっかり確認することが大切です。

また、万が一トラブルが発生した場合に備えて、相談先や対処法を事前に調べておくことをおすすめします。

しっかりと準備を整えることで、安心してリゾートバイトを楽しめるでしょう。

ライター情報

佐保 健太郎

「住み込み」に特化した求人サイトのライフジョブを運営。 リゾートバイトや出稼ぎ求人、寮付きの求人をご紹介しています。 学生時代からリゾートバイトや期間工の仕事を複数経験。 出身は兵庫県、特技はお菓子作り。

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